マイナー騎手から楽しむ中央競馬

前年10勝未満の騎手と新人騎手を応援するブログ

2017/8/5~2017/8/6のマイナージョッキー騎乗成績

・今週のマイナージョッキー騎乗成績(クリックで開きます)

日曜日の新潟重賞レパードステークスでは昨年の新人王、2年目の木幡巧也騎手が勝利して初重賞勝利を飾った。
今年は全体的に厳しい成績が続いているが、この勝利を機にふたたび勝利数をどんどん積み重ねていってもらいたい。

<8/6(日) 新潟12R 500万円以下 ダ1200 藤田菜七子×コパノディール(4歳・牝) 1着/15頭(11人気)>
そしてレパードステークス直後の新潟12R500万円以下では木幡巧騎手と同期の2年目、藤田菜七子騎手がコパノディールで穴を開けた。
外枠に入った11番人気コパノディールは道中はいつも通り後方からレースを進める。
4コーナーで一気に加速すると直線では外に持ち出して新潟の長い直線を存分に活かして差し切った。
藤田騎手は前日の新潟2R未勝利でもフローラルシトラス勝利に導いており、今週2勝の活躍。
今年はこれで7勝となり昨年の自身の勝利数6を一気に抜き去り、増沢由貴子(旧姓:牧原)騎手が持つJRA女性騎手の年間最多勝利記録の11も見えてきた。

<8/6(日) 小倉6R 新馬 芝1200 富田暁×サイエン(2歳・牝) 1着/10頭(3人気)>
また日曜日小倉6R新馬ではルーキーの富田暁騎手がバゴ産駒のサイエンを初出走初勝利に導いた。
サイエンは道中カシノクオーレと並走する形で馬群を先導。
直線に入ると後続をあっさり引き離し、ほとんどムチを使うこともなく2着以下に4馬身差をつける圧勝でデビュー戦を飾った。
今後にも期待が高まる完勝で富田騎手はこれでJRA通算4勝目、降着となってしまった同日1Rの1着入線分を取り返す勝利となった。

平地レースでは他に西田雄一郎二本柳壮藤懸貴志武藤雅横山武史と今週も多くのマイナー騎手が勝利をあげる開催に。
重賞レパードステークスに挑戦した鮫島良太騎手とノーブルサターンも8番人気ながら5着に健闘、また障害レースでは小野寺祐太騎手が今年の初勝利をあげた。

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2017/8/6のマイナージョッキー騎乗情報

・2017/8/6のマイナージョッキー騎乗情報(クリックで開きます)

ここ数週の開催ではマイナー騎手にもなかなかの馬質の乗鞍が集まっていたが、明日の開催の馬質はやや厳し目。
しかし重賞にはそこそこ楽しめそうな乗鞍があり、マイナー騎手の重賞2週連続勝利も少し期待してみたい。

<◎8/6(日) 新潟2R 未勝利 ダ1200 宮崎北斗×ビーレディ(3歳・牝)>
<○8/6(日) 新潟2R 未勝利 ダ1200 伊藤工真×ジャルダンヴェール(3歳・牝)>
明日の開催で唯一の有力馬の騎乗と言えそうな乗鞍がまわってきたのが新潟2R未勝利
宮崎北斗騎手がビーレディ伊藤工真騎手がジャルダンヴェールに騎乗して出走する。

宮崎北斗騎手が騎乗するビーレディはこれが2戦目。
前走のデビュー戦は単勝万馬券の人気薄だったが切れ味ある末脚を見せて0.2秒差の3着に好走した。
今回は2戦目の前進期待に加えて、牝馬限定戦ということで一気の勝ち上がりを狙う。

一方、伊藤工真騎手はこれが6戦目となるジャルダンヴェールに騎乗。
こちらもこれまで混合戦を走り続け堅実に入着レベルの走りを続け、牝馬限定戦で前進を狙う。

相手はC.ルメール騎乗のツエーゲン、前走好走のヒロイックアゲンシゲルパンダなど混戦模様。
両馬ともどちらかというと中団からレースを進めるタイプだが、直線が長い割にあまり差しが決まりやすいコースではないのでマクリ気味でも積極的に仕掛けていきたい。

<△8/6(日) 新潟11R レパードステークス(G3) ダ1800 鮫島良太×ノーブルサターン(3歳・牡)>
新潟メインの重賞レパードステークス(G3)では鮫島良太騎手がノーブルサターンに騎乗して挑戦する。
前走は大井のジャパンダートダービーを果敢に逃げて目標にされながらもよく粘って5着。
上位とはやや離されたものの1番人気の重賞馬サンライズノヴァには先着を果たした。
今回は久しぶりの中央レースになるが同じく逃げたいタガノグルナが最内に入ってしまったのがどう出るか。
逃げなければ全くダメというタイプでもないので、楽に追走しての早め先頭という展開になれば一発もあるかもしれない。

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2017/8/5のマイナージョッキー騎乗情報

・2017/8/5のマイナージョッキー騎乗情報(クリックで開きます)

夏競馬に入って毎週好調のマイナー騎手一同。ついに先週は西田雄一郎騎手が重賞勝利を達成した。
今週も重賞にマイナー騎手の騎乗予定があり、きっちり存在感を示したい。

<◎8/5(土) 札幌2R 未勝利 ダ1700 横山武史×タガノアニード(3歳・牝)>
明日のマイナー騎手の騎乗馬で最有力なのは札幌2R未勝利横山武史騎手が騎乗するタガノアニードか。
近5戦は鮫島良太騎手が騎乗していたが好走してもなかなか勝ちきれず、今回はルーキーの横山武騎手に鞍上が回ってきた。
勝利には届いていないもののパフォーマンス自体は走るごとにどんどん上げてきており、ここでメンバー最軽量の51kgならここは勝ちきらなければいけないところ。
連闘で勝負してきた大外のメモリーフェイスをしっかりマークしてレースを進めたい。

<◎8/5(土) 小倉1R 未勝利 芝1200 鮫島良太×ペニテンテス(2歳・牝)>
その鮫島良太騎手は明日は小倉で騎乗し1Rの九州産馬限定の未勝利戦で騎乗するペニテンテスが有力。
九州産馬限定戦らしく、出走馬13頭中10頭が先週の同条件戦から連闘での再戦、残りの3頭が初出走というメンバー構成。
その先週の未勝利戦で最先着(3着)を果たしたのがこのペニテンテスで実績だけ見れば文句なく最上位ということになる。
初出走組にもそれほど怖い馬は見当たらず、また一般戦で通用するほどのスピードはなさそうなだけに早めの勝ち上がりを目指したい。
鮫島騎手は翌日の重賞にも騎乗予定があり、ここでしっかり勢いをつけておきたい。

<▲8/5(土) 新潟9R ダリア賞(OP) 芝1400 岩部純二×ジスモンダ(2歳・牝)>
先月4週連続勝利をあげるなど絶好調だった岩部純二騎手だが、明日の新潟9Rの2歳OPダリア賞ではジスモンダに騎乗する。
ジスモンダは前走の2戦目で未勝利脱出。ローカルとは言え2着以下には大きな差をつける好内容だった。
このメンバーでどこまで通用するかは未知数だが、タイムだけで見れば上位とも大きな差はない。
+200mの不安もあるが、少頭数ということもあって多少期待してみたい。
このレースでは他に、嶋田純次騎手がサラート的場勇人騎手はその名もソンタクに騎乗して出走する。

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~2017/7/30時点の連敗騎手ランキングおよび本年未勝利騎手

<連敗騎手ランキング>(~2017/7/30)
 1 黛弘人 147連敗中(+9)(自己ワースト:289) 0-9-9-9-4-116 17/3/25~
 2 小島太一 135連敗中(0)(自己ワースト:135) 0-5-2-5-6-117 13/3/9~
 3 宮崎北斗 129連敗中(+5)(自己ワースト:129) 0-4-7-6-8-104 17/1/21~
 4 江田照男 99連敗中(+8)(自己ワースト:151) 0-3-7-3-12-74 17/5/21~
 5 西村太一 98連敗中(+1)(自己ワースト:114) 0-2-3-3-1-89 16/10/15~
 6 田中健 97連敗中(+7)(自己ワースト:115) 0-3-3-6-7-78 17/3/19~
 7 嶋田純次 96連敗中(+3)(自己ワースト:100) 0-2-3-3-4-84 16/9/18~
 8 平野優 89連敗中(+1)(自己ワースト:232) 0-2-3-5-4-75 15/10/12~
 9 高野和馬 82連敗中(+1)(自己ワースト:274) 0-2-2-3-4-71 16/2/6~
 10 △伴啓太 81連敗中(+9)(自己ワースト:171) 0-3-1-1-2-74 17/4/30~
 11 鮫島良太 78連敗中(+6)(自己ワースト:110) 0-4-9-4-5-56 17/4/15~
 12 ▲富田暁 68連敗中(+8)(自己ワースト:68) 0-3-0-0-2-63 17/5/28~
 13 小野寺祐太 62連敗中(+1)(自己ワースト:250) 0-4-7-10-3-38 16/8/13~
 14 ▲藤田菜七子 61連敗中(+5)(自己ワースト:120) 0-2-3-3-4-49 17/5/27~
 15 四位洋文 48連敗中(+8)(自己ワースト:75) 0-5-2-4-7-30 17/6/18~
 16 小林徹弥 47連敗中(0)(自己ワースト:132) 0-1-1-0-0-45 17/2/11~
 17 川島信二 46連敗中(+4)(自己ワースト:135) 0-4-3-5-1-33 17/5/6~
 18 竹之下智昭 41連敗中(+1)(自己ワースト:90) 0-2-4-3-2-30 16/10/10~
 18 藤岡康太 41連敗中(+17)(自己ワースト:78) 0-3-5-1-6-26 17/7/15~
 18 ☆義英真 41連敗中(+6)(自己ワースト:115) 0-1-2-3-2-33 17/6/11~

(先週連敗を止めた騎手)
西田雄一郎 79連敗でストップ (自己ワースト:241)
丸田恭介 73連敗でストップ (自己ワースト:102)
吉田豊 63連敗でストップ (自己ワースト:114)
江田勇亮 44連敗でストップ (自己ワースト:100)

<本年未勝利騎手>(残り12人)
嶋田純次(66戦)  ・西村太一(65戦)  ・小野寺祐太(41戦)
高野和馬(35戦)  ・竹之下智昭(29戦)  ・平野優(28戦)
大庭和弥(24戦)  ・小島太一(22戦)  ・黒岩悠(21戦)
田村太雅(20戦)  ・横山義行(0戦)  ・三浦皇成(0戦)


(先週今年初勝利を上げた騎手)
江田勇亮 20戦目で初勝利
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2017/7/29~2017/7/30のマイナージョッキー騎乗成績

・今週のマイナージョッキー騎乗成績(クリックで開きます)

直千名人こと西田雄一郎騎手がやってくれましたね。
確かに新潟直千戦はイメージほど前有利ではなく、鋭い差し脚を持つ馬がつっこんでくることも往々にしてあるのですが、それでも重賞であの位置から差し切ってしまうというのはお見事という他ありません。

<7/30(日) 新潟10R 岩室温泉特別(10下) ダ1200 杉原誠人×ストロングトリトン(5歳・騙) 1着/15頭(4人気)>
日曜日の新潟開催の話題はすべてアイビスサマーダッシュに持って行かれた感もあるものの、その直前の特別戦、岩室温泉特別では杉原誠人騎手騎乗のストロングトリトン勝利した。
ストロングトリトンは激しくやり合う先行勢を見ながら道中は二番手集団を先導。
コーナーで加速して先頭集団を射程圏にとらえると直線は三頭併せ馬の形からクビ差抜け出して1000万下クラスを突破した。
これが今年の4勝目となった杉原騎手、その勢いのまま直後のアイビスサマーダッシュでも3歳牝馬レジーナフォルテをきっちり3着に導いた。

<7/30(日) 新潟11R アイビスサマーD(G3) 芝1000 西田雄一郎×ラインミーティア(7歳・牡) 1着/16頭(8人気)>
そして新潟メインの名物レース、アイビスサマーダッシュ。今年は4人のマイナー騎手が参戦したが、42歳のベテラン西田雄一郎騎手が8番人気のラインミーティアを見事初重賞制覇へと導いた。
ラインミーティアは道中、大きく横に広がった先頭争いから一段後ろ、先頭から12番手前後の位置でじっと我慢しながらレースを進める。
さすがに厳しい位置かと思われたが、残り400m過ぎからハイペースが祟った先行勢を尻目にグングン加速して、粘り込みをはかる1番人気のフィドゥーシアをゴール手前でクビ差交わしてゴールした。
腹をくくった西田騎手の好騎乗はもちろん、春の新潟開催から徹底して直千戦を使ってきた陣営にとっても会心の重賞制覇と言えそうだ。
また西田騎手にとっては2010年の同レースをケイティラブで制して以来、7年ぶりの嬉しい重賞勝利となった。

平地では他に水口優也騎手が2勝、菊沢一樹騎手が1勝をあげ、また障害戦では江田勇亮騎手が待望の今季初勝利を上げた。

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2017/7/30のマイナージョッキー騎乗情報

・2017/7/30のマイナージョッキー騎乗情報(クリックで開きます)

明日はいよいよ「マイナー騎手のG1」と私が名付けたアイビスサマーダッシュが開催される。
今年は比較的多い4人のマイナー騎手が参戦し、馬質としてもノーチャンスではなさそうで楽しみにしたい。
できれば中井裕二騎手や藤田菜七子騎手あたりの参戦も期待していたが…。

<▲7/30(日) 新潟11R アイビスサマーD(G3) 芝1000 杉原誠人×レジーナフォルテ(3歳・牝)>
<△7/30(日) 新潟11R アイビスサマーD(G3) 芝1000 伴啓太×シンボリディスコ(7歳・牡)>
<×7/30(日) 新潟11R アイビスサマーD(G3) 芝1000 西田雄一郎×ラインミーティア(7歳・牡)>
<・7/30(日) 新潟11R アイビスサマーD(G3) 芝1000 嶋田純次×キープレイヤー(6歳・牝)>

アイビスサマーダッシュには4人のマイナー騎手、杉原誠人騎手がレジーナフォルテ伴啓太騎手がシンボリディスコ西田雄一郎騎手がラインミーティア嶋田純次騎手がキープレイヤーで参戦する。
前走藤田菜七子騎手が騎乗していたブライトチェリー柴田大知騎手、中井裕二騎手が騎乗していたダンシングワンダー北村宏司騎手、このブログで言うところのマイナー騎手ではないが森一馬騎手のお手馬ラインスピリット岩田康誠騎手にそれぞれ乗り替わりになってしまった。

4頭のなかで最も人気を集めそうなのは杉原誠人騎手が騎乗する3歳牝馬レジーナフォルテか。
前走は1000万下クラスで初めて古馬混合戦に出走して堂々の勝利。勢いに乗っての重賞参戦となる。
正直パフォーマンス自体に目立ったものは見せられていないが、外枠とメンバー最軽量の51kgハンデが何よりも魅力。
杉原騎手との相性も2戦2勝と抜群で、かつてこのレースを制した3歳牝馬サチノスイーティーテイエムチュラサンに続くことが出来るか。

続いて伴啓太騎手が騎乗するアドマイヤマックス産駒のシンボリディスコ
前走は直千OPの韋駄天ステークスで2着、さらに2年前のアイビスサマーダッシュで2着に入った実績もある実力馬である。
さらに直千レースでは4戦して未勝利ながら2着3回3着1回と好相性を誇っており重賞でも注目。
勝ち身に遅いところはあるが、安定感はこのメンバーでも随一で能力だけなら十分上位争いできる力はある。

そして直千名人、ベテランの西田雄一郎騎手は今年はラインミーティアで参戦する。
ラインミーティアの近走は三戦連続で新潟直千レースを走り、1000万下1着、準OP4着、OP4着の成績。
ほとんど連闘に近い厳しいローテーションで堅実に上位の走りを続けている。
今回の斤量だと上位との差がやや広がるようにも見えるが、大外の利と鞍上の経験でどこまで迫れるか。

最後に嶋田純次騎手が騎乗するのがメイショウボーラー産駒の牝馬キープレイヤー
こちらは6歳にしてこれが初の重賞挑戦、どころか芝レースすら初めての挑戦となる。
最近はダートでもあまり見せ場は作れていないが、この舞台でスプリンターズステークスであっと言わせた父親の血が騒ぐか。
ちなみに母親は数戦しか走っていない未勝利馬の割に(私に)強いインパクトを残した珍名馬、その名もニイガッタメール

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