マイナー騎手から楽しむ中央競馬

前年10勝未満の騎手と新人騎手を応援するブログ

2017/11/11~2017/11/12のマイナージョッキー騎乗成績

・今週のマイナージョッキー騎乗成績(クリックで開きます)

国分優作騎手が最下位人気の馬を重賞で5着に持ってきたものの、全体的には今週のマイナー騎手の成績は低調。
さすがにローカルにまで外国人騎手が参戦してくるような状況ではチャンスをつかむこと自体がなかなか難しい。


<11/12(日) 福島2R 500万円以下 ダ1700 藤田菜七子×シトロプシス(4歳・牝) 1着/15頭(5人気)>
そんな中、4日間の騎乗停止明け早々に勝利を上げたのが2年目の藤田菜七子騎手。
日曜日の福島2R500万円以下シトロプシスを勝利に導いた。
道中は後方に位置していたシトロプシスだが早めに進出を開始して、コーナーで一団となった先行集団にとりつく。
直線で大外に持ち出してからはメンバートップの脚で追い込んで、大混戦のゴール前の争いをハナ差制した。
逃げるにせよ追い込むにせよ思い切った騎乗の多い藤田騎手らしい快勝でJRA女性騎手としての勝利記録を13に伸ばした。


<11/12(日) 東京5R 新馬 芝1600 武藤雅×エトナ(2歳・牡) 1着/11頭(7人気)>
ルーキーの勝ち頭、武藤雅騎手が久しぶりの勝利。
日曜日の東京5R新馬ロードカナロア産駒のエトナをデビュー戦で勝利に導いた。
エトナは好スタートからスムーズに2番手につけて、逃げ馬をマークしながら楽な手応えで周回する。
直線でも逃げたベストミライの脚がとまらずやや苦労したものの、最後は武藤騎手の渾身の右ムチに応えてぐいっと抜け出し、見事にデビュー戦を勝利で飾った。
武藤騎手は実に105戦ぶりの勝利で連敗を脱出して今年の19勝目。
JRA新人最多勝利騎手の条件である30勝到達は厳しくなったがここから再び調子をあげていってもらいたい。

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2017/11/12のマイナージョッキー騎乗情報

・2017/11/12のマイナージョッキー騎乗情報(クリックで開きます)

明日は京都と福島で重賞が開催されるが、ともにマイナー騎手の乗鞍はなし。
エリザベス女王杯はともかく、福島記念に乗鞍がないのはちょっと寂しい。


<◎11/12(日) 福島3R 500万円以下 ダ1700 富田暁×ティモシーブルー(3歳・牡)>
明日の開催での注目はまず福島3R500万円以下富田暁騎手が騎乗するティモシーブルー
前走は富田騎手が初めて手綱を取って0.9秒差の4着。
相手が悪くなかなか勝ちきれていないが、安定して水準以上に走りは見せている。
今回は相手関係も大分楽になって、前走並のパフォーマンスを見せられれば勝ち負けになりそう。
未勝利戦で8馬身ちぎったパフォーマンスを考えれば、ここでとどまっているような器ではない。


<◎11/12(日) 福島6R 500万円以下 ダ1700 横山武史×クリノヴィクトリア(3歳・牝)>
続いて一気に調子を上げてきたルーキー、横山武史騎手が福島6R500万円以下で騎乗するクリノヴィクトリア
未勝利脱出までに実に15戦を要した苦労馬だが、昇級後は存外順調に好走を続けている。
特に横山武騎手に乗り替わってからは2戦連続2着と好調で、今回も勝ち上がりを目指す一戦となる。
全体的に混戦模様だが現級での勝利経験もある同枠ハローマイディアあたりが目下のライバルか。


<▲11/12(日) 東京11R オーロカップ(OP) 芝1400 岩部純二×トウショウドラフタ(4歳・牡)>
重賞に乗鞍はなかったものの東京メインのオーロカップ(OP)では複数の騎乗予定があり、なかでもベテランの岩部純二騎手が騎乗する重賞馬トウショウドラフタは実績からもやはり注目。
前走はOPのハンデ戦信越ステークスを走り0.6秒差の5着。今回再戦となる馬も多い中で最低限の走りを見せた。
これまであげた5勝全てを芝の1400m戦であげている専用機だが、中でも東京1400mはうち3勝をあげている大得意のコース。
ロサギガンティアサンライズメジャーなど重賞級の馬も多数参戦しているが、自分の競馬に徹して一発を狙いたい。

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2017/11/11のマイナージョッキー騎乗情報

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短評割愛させていただきます(._.)


17/11/2~17/11/9のマイナー騎手関連ニュース

蓑島靖典関連のニュース
2017/11/08 【マイルCS・1週前追い】レッドファルクス 7馬身差を猛追併入「京都コースを克服できれば」 - 東スポWeb

水口優也関連のニュース
2017/11/09 【マイルCS】ペルシアンナイト激変の予感 池江師「上積みもちろんある」 - スポニチアネックス

横山武史関連のニュース
2017/11/03 伏兵ラホーヤビーチが快勝/河北新報杯 - 日刊スポーツ
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~2017/11/5時点の連敗騎手ランキングおよび本年未勝利騎手

<連敗騎手ランキング>(~2017/11/5)
 1 △伴啓太 152連敗中(+3)(自己ワースト:171) 0-4-3-2-6-137 17/4/30~
 2 小島太一 149連敗中(0)(自己ワースト:149) 0-5-2-6-8-128 13/3/9~
 3 嶋田純次 130連敗中(+6)(自己ワースト:130) 0-2-4-4-5-115 16/9/18~
 4 西村太一 109連敗中(0)(自己ワースト:114) 0-2-3-3-1-100 16/10/15~
 5 ☆義英真 99連敗中(0)(自己ワースト:115) 0-1-4-6-4-84 17/6/11~
 6 平野優 96連敗中(+1)(自己ワースト:232) 0-2-3-6-5-80 15/10/12~
 6 ▲武藤雅 96連敗中(+15)(自己ワースト:96) 0-5-7-8-5-71 17/9/30~
 8 高野和馬 95連敗中(+2)(自己ワースト:274) 0-3-2-5-5-80 16/2/6~
 9 武士沢友治 92連敗中(+6)(自己ワースト:174) 0-1-4-4-2-81 17/8/13~
 10 長岡禎仁 68連敗中(+4)(自己ワースト:103) 0-3-3-2-3-57 17/2/25~
 11 嘉藤貴行 65連敗中(+3)(自己ワースト:278) 0-0-1-2-4-58 17/7/30~
 12 横山和生 63連敗中(+6)(自己ワースト:100) 0-3-2-2-2-54 17/8/27~
 12 ▲三津谷隼人 63連敗中(+8)(自己ワースト:99) 0-3-1-0-2-57 17/8/19~
 14 江田照男 62連敗中(+7)(自己ワースト:158) 0-3-2-4-6-47 17/9/17~
 14 荻野琢真 62連敗中(+3)(自己ワースト:100) 0-1-4-1-1-55 17/6/18~
 16 藤懸貴志 60連敗中(+5)(自己ワースト:159) 0-1-3-5-2-49 17/8/19~
 17 三浦皇成 59連敗中(+15)(自己ワースト:96) 0-7-6-3-6-37 17/10/9~
 18 伊藤工真 54連敗中(+1)(自己ワースト:131) 0-1-3-2-1-47 17/4/9~
 19 柴田善臣 48連敗中(+6)(自己ワースト:132) 0-3-4-3-6-32 17/9/24~
 19 竹之下智昭 48連敗中(0)(自己ワースト:90) 0-2-5-3-2-36 16/10/10~

(先週連敗を止めた騎手)
丸田恭介 51連敗でストップ (自己ワースト:102)

<本年未勝利騎手>(残り8人)
嶋田純次(100戦)  ・西村太一(76戦)  ・高野和馬(48戦)
竹之下智昭(36戦)  ・小島太一(36戦)  ・平野優(35戦)
田村太雅(34戦)  ・横山義行(0戦)  

(先週今年初勝利を上げた騎手)

なし

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2017/11/3~2017/11/5のマイナージョッキー騎乗成績

・今週のマイナージョッキー騎乗成績(クリックで開きます)

今週は3場3日間開催のマイナー騎手にとっては厳しい日程だったが、その不利な条件を吹き飛ばすようにルーキー騎手が大活躍の開催となった。


<11/3(祝) 福島11R 河北新報杯(10下) 芝1200 横山武史×ラホーヤビーチ(5歳・牝) 1着/16頭(8人気)>
先週2年目の菊沢一樹騎手が初のメインレース制覇を果たしたが、それに続いて今週はルーキーの横山武史騎手が金曜日福島11R河北新報杯でメインレース初勝利を飾った。
スタートはあまり良くなかったラホーヤビーチだが、そこから積極的に追い上げて道中は先団好位の内ラチ沿いを追走する。
直線入り口で逃げ馬が外によれたところを見逃さず内から抜け出し、追い上げるイキオイ以下余裕を持って振り切ってゴールした。
横山武騎手はこの日、8Rでも勝利を上げて2週連続複数勝利を達成し、今年の勝利数も12まで伸ばした。
人気馬であろうが単騎逃げを厭わない積極的な騎乗姿勢がようやく実を結びつつあるのかもしれない。


<11/3(祝) 京都6R 新馬 ダ1400 富田暁×タマモカトレア(2歳・牝) 1着/13頭(1人気)>
また自身初の1週間3勝を達成したのがルーキーの富田暁騎手。
特に金曜日の京都6R新馬では一番人気に推されたタマモカトレアをしっかり勝利に導いた。
こちらもスタートはあまり良くなく、道中は一団となった先行集団の後方を追走。
3コーナー手前からロングスパートを開始して、直線中ほどで先頭に立ち、追いあげるナリタミニスターをクビ差振り切って見事にデビュー戦を飾った。
富田騎手は日曜日の京都開催でも2勝をあげて今週3勝をあげる大活躍。勝利数も一気に14まで伸ばした。


平地では他にルーキーの川又賢治騎手も2勝、同じくルーキーの木幡育也騎手も1勝をあげ、ルーキー世代だけで8勝をあげる大活躍を見せた。

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2017/11/5のマイナージョッキー騎乗情報

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明日は福島での開催がなく中央二場開催ということもあって、量、質とも三連休でもっとも厳しくなってしまった。
ぶっちゃけ平地はほぼノーチャンスに見えるが、意地の勝利をあげる騎手は現れるか。


<○11/5(日) 東京12R 1000万円以下 ダ1400 菊沢一樹×タニセンジャッキー(8歳・牡)>
一応可能性がありそうなのは東京12Rで菊沢一樹騎手が騎乗するタニセンジャッキーか。
他の出走馬より二回り年上の古豪ながら、前走は0.6秒差の6着。
勝ち馬とはやや離されたものの、今回人気サイドで出走している2着のダブルコークとは0.1秒差に頑張った。
あとひと押し決め手に欠けるところは否めないが、再び好調の波に乗っている鞍上の力であと50mをもたせることができるか。


<▲11/5(日) 東京2R 未勝利 ダ1300 横山武史×ロータスクイーン(2歳・牝)>
先週2勝をあげて、今週は金曜日に2勝、今日は2着2回と一気に調子を上げてきたルーキーの横山武史騎手、明日は2鞍のみの騎乗だが東京2R未勝利で騎乗するロータスクイーンに一縷の期待。
デビュー戦は8着に敗れたものの、2戦目の前走は0.5秒差の4着と着実に調子を上げてきている。
それほどメンバーに恵まれたとも思わないが、前走のように積極的に立ち回ればワンチャンスぐらいはありそう。

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