2017/6/3~2017/6/4のマイナージョッキー騎乗成績
＜6/3(土) 東京7R 500万円以下 ダ1300 武藤雅×タマモシルクハット（4歳・牡） 1着/16頭(7人気)＞
ルーキーの武藤雅騎手が土曜日の東京7R500万円以下でタマモシルクハットに騎乗して勝利。JRA3勝目をあげた。
７番人気に支持されたタマモシルクハットは道中はじっと後方待機。
直線に入ってもまだまだ後方で我慢していたが、馬群がバラけると一気に足を伸ばして粘り込みをはかるバナナボートと、一旦は先頭にたったメイプルキングをゴール前でまとめて差し切った。
武藤騎手は先週に続いての勝利でJRA３勝目。騎乗内容の割に１勝目、２勝目がなかなか遠かったがようやく運が向いてきた感じがある。
＜6/3(土) 東京12R 500万円以下 芝1400 菊沢一樹×ジェイラー（4歳・牝） 1着/17頭(11人気)＞
今週の開催の最高単勝を叩き出したのは２年目の菊沢一樹騎手。土曜日の東京12R500万円以下で11番人気のジェイラーを勝利に導いた。
ジェイラーは好スタートから気合をつけてハナを主張、マイペースでレースを引っ張る。
直線では他馬が荒れた馬場を嫌ってまとめて外に進路を選ぶ中、ただ一頭内ラチ沿いを走り続けてリードを保ち、最後は半馬身差まで迫られたもの粘り込み、見事に金星を飾った。
菊沢騎手はこれで今年８勝目、早くも昨年の自身の勝利数を抜き、分散買いの単勝回収率も150%を超えて穴男として存在感を放っている。
2017/6/4のマイナージョッキー騎乗情報
・2017/6/4のマイナージョッキー騎乗情報（クリックで開きます）
明日は安田記念。G1の裏開催ではマイナー騎手にレベルの高い馬がまわってくることも多いのだが、明日の乗鞍はかなり厳し目。
先週、主戦のテイエムジンソクが乗り替わりになっていた竹之下智昭騎手に今週も乗鞍がないのがちょっと気になる。
＜▲6/4(日) 東京3R 未勝利 芝1400 的場勇人×ラヴィソント（3歳・牝）＞
勝ち負けまでは微妙だが、的場勇人騎手が東京3R未勝利で騎乗するラヴィソントには注目したい。
前走は久々の芝戦ながら0.1秒差３着の好パフォーマンス。堅実な走りに加えて、じわりじわりと実力もつけてきている。
ただ今回はグラドゥアーレを筆頭に未勝利戦にしてはかなり手強いメンバーが揃ってしまった。
真っ向勝負ではやや分が悪そうで、最内をいかした積極的な騎乗で一発を狙いたい。
＜▲6/4(日) 阪神2R 未勝利 ダ1200 水口優也×ワイルドフォックス（3歳・牡）＞
３ヶ月間勝利から遠ざかっている水口優也騎手だが、明日は唯一の乗鞍阪神2R未勝利のワイルドフォックスでどこまで頑張れるか。
デビュー以来３戦連続で逃げ続けて、３戦連続で４着。今回は大幅に距離短縮して粘り込みを狙う。
能力的には大外のフィールドステイあたりが手強そうだが、逃げに関しては他の馬云々ではないだろう。
しっかりスタートを決めて自分の競馬に徹したい。
＜▲6/4(日) 阪神3R 未勝利 ダ1800 岡田祥嗣×マリンシークレット（3歳・牡）＞
ベテランの岡田祥嗣騎手が阪神3R未勝利で騎乗するハーツクライ産駒のマリンシークレットはこれが初出走。
母親も阪神ジュベナイルフィリーズで２着に入ったシークレットコードという良血で将来的な期待も大きい。
デビューこそ遅れたものの調教でもまずまずの動きを見せており、この時期の未勝利戦ならいきなり通用しても不思議ではない。
2017/6/3のマイナージョッキー騎乗情報
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ダービーが終わって今週は安田記念。 …当たり前ですけど、□外の馬には各地元の騎手が乗るんですよねぇ。
いいえ、別になんにも。 デムーロでもルメールでも好きな騎手でチームジャパン！つっていっぱい勝てばいいと思います。
＜◎6/3(土) 阪神2R 未勝利 ダ1400 岡田祥嗣×ジェミニズ（3歳・牡）＞
今週も東西中央二場開催でマイナー騎手の乗鞍は厳しめ。
唯一有力馬といえそうなのはベテランの岡田祥嗣騎手が阪神2R未勝利で騎乗するジェミニズか。
デビュー以来、なかなか上位に絡む走りができず苦しんでいたが、ここ３戦で急成長して前走は0.3秒差の３着。ようやく初勝利がみえてきた。
一応実績は上位だが、前走で全くの人気薄ながら先着を許したクリノキングや、ダート初出走のハニージェイドなど評価が難しい相手が多い印象。
ペースも大分落ち着きそうで、先行する人気薄がそのまま残る展開もちょっと怖い。
＜▲6/3(土) 東京1R 未勝利 ダ1400 木幡初広×マヤノオラティオ（3歳・牝）＞
それ以外の騎乗馬はパッとしない感じだが、ベテランつながりで現役最年長木幡初広騎手が東京1R未勝利で騎乗するマヤノオラティオは一応注目。
デビュー後、２戦をこなし７着→３着と着実にパフォーマンスを上げて今回が三戦目となる。
今回は有力馬の一角ではあるが、大外枠に入ってしまったのと、能力的にはタイセイスマッシュが抜けているように見えてあまり強気にはなれない。
好スタートからすっと内枠につけられるようなら、逆転の可能性も出てくるか。
＜▲6/3(土) 阪神6R 未勝利 ダ1800 鮫島良太×ホノルア（3歳・牡）＞
阪神6R未勝利で鮫島良太騎手が騎乗するホノルアも注目。前走は先行しての0.5秒差の５着に粘り込み。
勝ち切るにはもうひと押し足りない印象も今回はメンバー大幅弱化でこの馬にもチャンスあり。
前走初ダートながら先着を許したメガフレアあたりが相手になるか。
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～2017/5/28時点の連敗騎手ランキングおよび本年未勝利騎手
＜連敗騎手ランキング＞（～2017/5/28）
→ 1 嘉藤貴行 260連敗中(+1)（自己ワースト：260） 0-7-16-14-6-217 16/9/11～
→ 2 小島太一 131連敗中(+2)（自己ワースト：131） 0-5-2-5-6-113 13/3/9～
→ 3 岩部純二 120連敗中(+2)（自己ワースト：148） 0-0-1-1-2-116 16/11/12～
→ 4 武士沢友治 105連敗中(+4)（自己ワースト：174） 0-2-4-6-5-88 17/2/19～
→ 5 西村太一 89連敗中(+1)（自己ワースト：114） 0-2-3-3-1-80 16/10/15～
→ 6 平野優 83連敗中(0)（自己ワースト：232） 0-2-3-5-4-69 15/10/12～
→ 7 嶋田純次 77連敗中(0)（自己ワースト：100） 0-1-3-3-2-68 16/9/18～
→ 8 宮崎北斗 76連敗中(+1)（自己ワースト：121） 0-3-4-2-3-64 17/1/21～
→ 9 高野和馬 74連敗中(0)（自己ワースト：274） 0-2-2-3-4-63 16/2/6～
→ 10 原田和真 72連敗中(+2)（自己ワースト：128） 0-3-5-5-4-55 17/2/19～
→ 11 黛弘人 69連敗中(0)（自己ワースト：289） 0-6-4-5-1-53 17/3/25～
↑ 12 ▲三津谷隼人 65連敗中(+5)（自己ワースト：99） 0-0-0-7-2-56 17/3/19～
↓ 13 岡田祥嗣 64連敗中(+1)（自己ワースト：100） 0-3-9-2-7-43 17/1/7～
→ 14 田中健 58連敗中(+4)（自己ワースト：115） 0-2-2-3-3-48 17/3/19～
↑ 15 太宰啓介 55連敗中(+5)（自己ワースト：112） 0-3-1-2-4-45 17/4/16～
↓ 16 小野寺祐太 53連敗中(0)（自己ワースト：250） 0-3-6-7-3-34 16/8/13～
→ 17 水口優也 52連敗中(+4)（自己ワースト：130） 0-2-1-4-3-42 17/2/26～
→ 18 ☆城戸義政 50連敗中(+3)（自己ワースト：118） 0-4-1-4-2-39 17/4/15～
↑ 19 ▲川又賢治 49連敗中(+9)（自己ワースト：49） 0-1-4-3-2-39 17/4/16～
↑ 20 浜中俊 47連敗中(+13)（自己ワースト：73） 0-7-4-7-4-25 17/5/6～
（先週連敗を止めた騎手）
武藤雅 47連敗でストップ （自己ワースト：58）
＜本年未勝利騎手＞（残り15人）
・嘉藤貴行（141戦） ・岩部純二（92戦） ・西村太一（56戦）
・嶋田純次（47戦） ・小野寺祐太（32戦） ・高野和馬（27戦）
・平野優（22戦） ・竹之下智昭（21戦） ・小島太一（18戦）
・黒岩悠（17戦） ・大庭和弥（16戦） ・田村太雅（13戦）
・江田勇亮（10戦） ・横山義行（0戦） ・三浦皇成（0戦）
（先週今年初勝利を上げた騎手）
なし
2017/5/27~2017/5/28のマイナージョッキー騎乗成績
今週はダービーウィークだったが、平地レースでは若手騎手が奮闘。
東西二場開催にしてはまずまず結果を残したか。
＜5/27(土) 東京4R 未勝利 芝1600 武藤雅×コンカーアゲン（3歳・牡） 1着/18頭(5人気)＞
待望のJRA2勝目をあげたのはルーキーの武藤雅騎手。土曜日の東京4R未勝利でコンカーアゲンを勝利に導いた。
コンカーアゲンはスタートからしばらくは中団やや後ろに位置していたが、道中からマクリ気味にぐんぐんポジションをあげて、直線入り口では早々と先団を射程圏に入れる。
勢いのまま残り400mで先頭に立つとそこからさらに突き放して後続を完封。力強い走りで武藤騎手は待望の２勝目をあげた。
武藤騎手は勝ち数こそあがっていないものの複勝回収率は大きく100%を上回っており、決して人気なりの結果を残していないわけではない。
ここで勝ったことでまたポンポンと勝利をあげていく姿を見せてくれるような気がする。
＜5/27(土) 東京12R 1000万円以下 ダ1600 藤田菜七子×コパノアラジン（4歳・牡） 1着/16頭(4人気)＞
今週の土曜日の東京開催で大きな歓声をうけたのが12R1000万円以下で勝利したコパノアラジンと藤田菜七子騎手。
昇級初戦となった今回は４番人気での発走となったが、スタートから積極的に気合をつけてハナを奪取してレースを引っ張る。
勝負どころまでにしっかりペースを落として直線を迎えると、さらにもうひと伸びで後続を突き放し、結局後続に２馬身近い差をつける完勝で２連勝となった。
藤田騎手が騎乗して以降、長らく500万下クラスでくすぶっていたのがウソのような豹変ぶりで当分は同コンビでの活躍が見られそうだ。
2017/5/28のマイナージョッキー騎乗情報
・2017/5/28のマイナージョッキー騎乗情報（クリックで開きます）
明日はついにダービーウィーク。しかし、我々のメインレースは京都10R安土城ステークスにほかならない！
ダービーの恩恵で京都開催ではマイナー騎手にも有力乗鞍複数あり。期待したい。
＜◎5/28(日) 京都5R 500万円以下 ダ1200 中井裕二×オールドベイリー（3歳・牡）＞
最近、有力馬の乗鞍に恵まれている中井裕二騎手だが、明日は京都5R500万円以下で騎乗するオールドベイリーに注目。
Ｃ．ルメール騎手が騎乗した前走は休養明けながら0.2秒差の３着に好走。実質的に昇級初戦だったが、このクラスでも通用するところを見せた。
前走先着を許した隣枠のエッシャーは強敵だが成長力を考えれば逆転の目も十分ありそう。
最内枠から積極的な騎乗で勝ち上がりを目指したい。
＜◎5/28(日) 京都12R 與杼特別(10下) ダ1800 藤懸貴志×ヴァローア（5歳・牝）＞
続いて京都12R與杼特別(10下)で藤懸貴志騎手が騎乗するヴァローアも有力。
前走は0.2秒差の５着とこのクラスでも安定して上位争いを続けられるようになってきた。
今回は前走強烈な逃げ切り勝ちで昇級してきたディープオーパスを巡っての争いになりそうだが、強力な差し脚を持つこの馬にとっては展開が向いてきそう。
内枠はやや不安だが好調の鞍上の馬群さばきに期待したい。
＜◎5/28(日) 京都10R 安土城ステークス(OP) 芝1400 水口優也×セカンドテーブル（5歳・牡）＞
我々のメインレース、京都10R安土城ステークスに出走するのはおなじみ水口優也騎手とセカンドテーブル。
連覇が期待された前走の鞍馬ステークスは１番人気に支持されたものの折からの強風とハイペースがたたって11着に惨敗。
かなりイレギュラーなレースになってしまったことは確かで、本来の走りができれば再戦となる相手が多い今回も実績上位。
再び鞍上を任された今回は相当気合が入っているだろうが、前走同様ハイペースになる可能性が高い。
前回と同じ轍を踏まないよう落ち着いた騎乗で直線を迎えたい。
