マイナー騎手から楽しむ中央競馬

前年10勝未満の騎手と新人騎手を応援するブログ

2017/7/29~2017/7/30のマイナージョッキー騎乗成績

・今週のマイナージョッキー騎乗成績(クリックで開きます)

直千名人こと西田雄一郎騎手がやってくれましたね。
確かに新潟直千戦はイメージほど前有利ではなく、鋭い差し脚を持つ馬がつっこんでくることも往々にしてあるのですが、それでも重賞であの位置から差し切ってしまうというのはお見事という他ありません。

<7/30(日) 新潟10R 岩室温泉特別(10下) ダ1200 杉原誠人×ストロングトリトン(5歳・騙) 1着/15頭(4人気)>
日曜日の新潟開催の話題はすべてアイビスサマーダッシュに持って行かれた感もあるものの、その直前の特別戦、岩室温泉特別では杉原誠人騎手騎乗のストロングトリトン勝利した。
ストロングトリトンは激しくやり合う先行勢を見ながら道中は二番手集団を先導。
コーナーで加速して先頭集団を射程圏にとらえると直線は三頭併せ馬の形からクビ差抜け出して1000万下クラスを突破した。
これが今年の4勝目となった杉原騎手、その勢いのまま直後のアイビスサマーダッシュでも3歳牝馬レジーナフォルテをきっちり3着に導いた。

<7/30(日) 新潟11R アイビスサマーD(G3) 芝1000 西田雄一郎×ラインミーティア(7歳・牡) 1着/16頭(8人気)>
そして新潟メインの名物レース、アイビスサマーダッシュ。今年は4人のマイナー騎手が参戦したが、42歳のベテラン西田雄一郎騎手が8番人気のラインミーティアを見事初重賞制覇へと導いた。
ラインミーティアは道中、大きく横に広がった先頭争いから一段後ろ、先頭から12番手前後の位置でじっと我慢しながらレースを進める。
さすがに厳しい位置かと思われたが、残り400m過ぎからハイペースが祟った先行勢を尻目にグングン加速して、粘り込みをはかる1番人気のフィドゥーシアをゴール手前でクビ差交わしてゴールした。
腹をくくった西田騎手の好騎乗はもちろん、春の新潟開催から徹底して直千戦を使ってきた陣営にとっても会心の重賞制覇と言えそうだ。
また西田騎手にとっては2010年の同レースをケイティラブで制して以来、7年ぶりの嬉しい重賞勝利となった。

平地では他に水口優也騎手が2勝、菊沢一樹騎手が1勝をあげ、また障害戦では江田勇亮騎手が待望の今季初勝利を上げた。

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