2016/11/27のマイナージョッキー騎乗情報
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明日は東京でジャパンカップが開催され、マイナー騎手は乗鞍を確保するだけでも一苦労という様相。
それでも京都ではマイナー騎手に重賞制覇のチャンスがまわってきた。
まず現時点10勝未満のマイナー騎手の乗鞍で最有力とみられるのは、ベテランの木幡初広騎手が東京2R未勝利で騎乗するロージズバード。
前走は圧倒的人気のサノヘッドに敗れて2着だったが、二番手集団はまとめてねじ伏せる好内容。
再度同条件同コースで初勝利を目指す。
上位7頭ぐらいが拮抗する未勝利戦にしては混戦模様だが、勝負強さを発揮して抜け出せるか。
そして何といっても京都メインの重賞京阪杯(G3)には、村田一誠騎手がヤマニンプチガトー、水口優也騎手がセカンドテーブル、森一馬騎手がラインスピリットで出走する。
ラインスピリットとセカンドテーブルは穴人気しそうだが、個人的には水口騎手とセカンドテーブルのほうに注目したい。
セカンドテーブルは前走のオパールステークスではやや追走に手間取りながらも、エンジンがかかってからはしっかり伸びてラインスピリットの2着。
実績的にはネロやエイシンスパルタンには1枚劣るものの、庭とも言える京都1200m戦ならその差も縮まるはず。
スムーズに番手追走の競馬ができれば、人馬ともの初重賞制覇の可能性は十分ありそうだ。
もちろん現在OP戦で連勝中の森一馬騎手とラインスピリットのコンビも要注目。
展開に注文はつくもののハナをとった時のしぶとさはこのクラスでも通用するレベル。
エイシンスパルタンやオウノミチを抑えて自分のペースに持ち込めれば、天候も味方して3連勝も夢ではない。
ラインスピリットにとっては重賞初制覇、森一騎手にとっては平地重賞初制覇を狙う一戦となる。