マイナー騎手から楽しむ中央競馬

前年10勝未満の騎手と新人騎手を応援するブログ

2016/10/8~2016/10/10のマイナージョッキー騎乗成績

・今週のマイナージョッキー騎乗成績(クリックで開きます)

2場3日の変則開催となった今週、厳しいラインナップの中でマイナー騎手が奮闘した。

まずはやはり森一馬騎手。
日曜日京都メインの夕刊フジ杯オパールS(OP)でお手馬のラインスピリットを勝利に導いた。
ラインスピリット単勝71.1倍と出走馬中最低人気だったが、好スタートから積極的にハナを主張、道中できっちり息を入れて、コーナーでは内いっぱいを回って後続を引き離す。
直線でもしぶとく脚を伸ばして粘り切るという人気薄のお手本のような騎乗で、森一騎手は今週唯一の乗鞍をメインレース勝利で飾った。
森一騎手は今年7勝目、平地レースでの勝利は今年の3月にやはりラインスピリットで準OP戦を制して以来の勝利となった。
また、このレースでは2着に水口優也騎手のセカンドテーブルが入り、マイナー騎手でのワンツーフィニッシュとなった。

そして話題性でいえば、藤田菜七子騎手。
日曜日の東京6R500万円以下ラミアカーサで制し、久しぶりの勝利をあげた。
4番人気のラミアカーサは五分のスタートから道中は中団後方待機。
コーナーで外に進路を確保すると残り400m過ぎから一気に足を伸ばし先団をとらえる。
最後はペルルクロシュとの叩き合いをハナ差制して人馬とも待望の勝利をあげた。
藤田騎手はこれで5勝目、今年の5月に4勝目を上げて以来、長い連敗トンネルが続いていたが、ようやく自身の連敗を120で止めた。

また、2歳重賞サウジアラビアRC(G3)には木幡初広木幡巧也の父子が参戦。
木幡巧也騎手は6番人気ウィンドライジズに騎乗して4着に健闘した。
また、平地レースでは他に岡田祥嗣村田一誠竹之下智昭木幡巧也森裕太朗の各騎手が勝利をあげた。

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