マイナー騎手から楽しむ中央競馬

前年10勝未満の騎手と新人騎手を応援するブログ

2016/8/6~2016/8/7のマイナージョッキー騎乗成績

・今週のマイナージョッキー騎乗成績(クリックで開きます)

今週は勝ち頭じゃないほうの兄弟騎手に注目。

まず柴田大知騎手の弟の柴田未崎騎手。
今週唯一の乗鞍だった日曜日小倉10R天草特別(10下)ヒデノインペリアルに騎乗して見事勝利を収めた。
課題のスタートを無難にこなすと、スピードにまかせて好位置を確保。
3コーナーから早めに仕掛けると、直線入り口で堂々と先頭へ。
あとはスピードの差を見せつけてぐんぐん突き放し、最後まで余力十分の完勝だった。
柴田未騎手は今年3勝目、ヒデノインペリアルとのコンビでは2連勝を飾った。

もうひとりは木幡巧也騎手の兄の木幡初也騎手。
日曜新潟6R新馬で騎乗したチシャーキャットを見事デビュー戦勝利に導いた。
18頭中の14番人気とまったくの人気薄だったが、スタートから気合をつけて道中は5番手を追走。
行った行ったの流れの中で最終コーナーで先団にとりつき、直線では内から抜けだしたかと思われたクリップスプリンガを、大外からグングン伸びてゴール直前できっちり差しきった。
このレースは14番人気-17番人気-6番人気と大波乱の決着となった。
木幡初騎手はここ2週間で3勝、今年の勝ち鞍も9勝目と早くも去年の勝ち星に並んだ。

今週の平地レースでは他に、岩部純二嘉藤貴行長岡禎仁木幡巧也三津谷隼人坂井瑠星(2勝)、森裕太朗の各騎手が勝利。
新人リーディング争いも木幡巧騎手で確定かと思われたが、好調の坂井騎手が猛追する形になっている。

なお、重賞のレパードS(G3)では嘉藤貴行騎手がオーシャンビューで挑戦したが10着に終わった。