マイナー騎手から楽しむ中央競馬

前年10勝未満の騎手と新人騎手を応援するブログ

2016/6/25~2016/6/26のマイナージョッキー騎乗成績

・今週のマイナージョッキー騎乗成績(クリックで開きます)

夏競馬前の最終週、多くのマイナー騎手が勝利をあげる開催となった。

まず日曜日の函館開催では原田和真騎手が未勝利戦を2勝。
まず1R未勝利では2番人気パルパルパンダに騎乗。
抜群のスタートから好位置を確保すると、最終コーナーでマクるように先頭集団をとらえて、直線に入ってあっさり抜け出し。
そのまま勢い衰えずゴール板まで駆け抜けた。
さらに4Rの未勝利戦では圧倒的人気のコウギョウマシェリに騎乗。
負けられない一戦だったが、こちらも好スタートからスムーズに2番手を確保。
3コーナーで早くも先頭に立つと、追いかける2番人気のシャインプラチナムを寄せ付けず下馬評通り5馬身差をつける圧勝を飾った。
どちらのレースも積極的な好騎乗が光るレースだった。

また大万馬券を演出したのが村田一誠騎手。
土曜日の東京2R未勝利オヒアレフアであっと驚く勝利をあげた。
単勝349.9倍とまったくの人気薄だったが、スタートから積極的に気合をつけて好位置を確保。
直線ではいったいったで先団4頭の争いになったが、その中から長くしぶとい脚を見せ、一団から半馬身抜け出して先頭でゴールした。
村田騎手はこれで今年3勝目。
苦戦が続いていたがこれで2週連続勝利。
夏競馬に向けてようやくエンジンが温まってきたというところか。

平地では他に的場勇人田中健水口優也菅原隆一木幡初也木幡巧也と多くの騎手が勝利をあげた。
菅原隆一騎手はトーセン冠の馬で嬉しい今年初勝利。
木幡巧也騎手は日曜日に怒涛の3勝をあげ、新人王争いから一気に抜けだす今年17勝とした。
また、障害重賞の東京ジャンプSでは石神深一騎手がJ.G1馬オジュウチョウサンに騎乗してきっちり人気に応える勝利をあげた。