マイナー騎手から楽しむ中央競馬

前年10勝未満の騎手と新人騎手を応援するブログ

2016/3/26~2016/3/27のマイナージョッキー騎乗成績

・今週のマイナージョッキー騎乗成績(クリックで開きます)

騎乗開始から4週目にして待望の新人初勝利をあげたのは木幡巧也騎手。
日曜日の中山1R未勝利モンサンアルナイルで記念すべき初勝利をあげた。
積極的な騎乗が目立つ木幡巧騎手だが、今回も臆することなく2番手からレースを進め、コーナーで早くも先頭に並びかけ、最後は1番人気のナポレオンズワードとの競り合いを制して見事に先頭でゴールを駆け抜けた。
さらに同日の中山3R未勝利でもギャラントグリフに騎乗し、同じようにコーナーで先頭に並びかけ、最後の直線では力強い脚を見せて抜け出し、今度は完勝してみせた。
前日圧倒的人気のライムチャンで福永騎手に競り負けて、今週も初勝利は厳しいかと思われたが、怯むことのない積極騎乗で見事に勝利を勝ち取ってみせた。
やや苦戦が続いている他の新人騎手もこの勢いに続いてもらいたい。

他に竹之下智昭騎手と原田和真騎手が平地のレースで勝利をあげた。

そしてなんといっても中井裕二騎手。
G1高松宮記念に唯一のお手馬であるローレルベローチェとともに挑んだ。
ハイペース必至のメンバー構成でどうなるかと思われたが、見事に好スタートから先頭を奪い、戦前の宣言通りのレースを演じてみせた。
道中から大外のハクサンムーンに絡まれて、さすがに直線では失速し16着に敗れたが、今回のメンバーでハナを切れたという実績は今後のレースにも活きてくるだろう。