マイナー騎手から楽しむ中央競馬

前年10勝未満の騎手と新人騎手を応援するブログ

2016/3/26のマイナージョッキー騎乗情報

・2016/3/27のマイナージョッキー騎乗情報(クリックで開きます)

マイナー騎手ブログ的には今年のクライマックスになるかもしれない明日の開催。
とりあえず通常通り有力馬の紹介から。

最有力は水口優也騎手が阪神6R500万円以下で騎乗するヒナワジュウ
昇級して以降の2戦、人気薄ながら好走を続けており、今回は上位人気での勝負になりそう。
同系統の馬が多く、逃げ一手のこの馬をどこまで信用できるかといった感はあるが、メンバー的にははっきり楽である。
ここを落とすと次のチャンスは遠い可能性が高いのでなんとか決めたい。

大庭和弥騎手が中山6R500万円以下で騎乗するポートレイトも有力か。
ここ3戦、安定して現級上位のパフォーマンスを発揮しており、展開に左右されない自在性が魅力。
使い詰めでお釣りが残っているかが心配だが、順当なら勝ち負けできる力はあるだろう。

そして中京11RG1高松宮記念には中井裕二騎手がお手馬ローレルベローチェで挑む。
お手馬という表現がすでに過去のものになりつつある感もあるが、やはり馬と騎手、そして騎手と馬がセットで思い出されるような馬がG1まで登りつめるというのは感慨深い。まずは英断した関係者の方々に敬意を表したい。
さて力関係だが、前走重賞2着とはいえ、持ちタイムを冷静に見ればかなり厳しいと言わざるをえない。
個人的には全出走馬の中で11~13番目程度の能力と見ている。
ただそれでも、ハナが切れた瞬間にその馬の期待値は2番手以降のどの馬よりも高くなる。
幸運にもハクサンムーンは大外、ミッキーアイルも上位人気では積極的に競りかけてこないだろう。
ここは腹を据えて何が何でも先頭で直線を迎えるという気概で大舞台に臨んでもらいたい。